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2010年3月10日 (水)
クリエイティブ
ゲームクリエイター。 今の俺の職業。
なんでこんな仕事してるんだろうね。
子供のころからゲームばかりして育ったから? いや違うな。俺の子供のころはTVゲームなんて無かった。 今年45歳になるんだもん。
じゃあ、なんでゲーム?
俺は子供のころからクリエイティブなこと大好きだった。 面白い物語があって、かっこいいデザインのロボットがいて、魅力的な登場人物に囲まれた世界。 絵本、人形劇、マンガ、アニメ、実写ドラマ、映画。 とにかくそんなクリエイティブに囲まれて育った。
手塚治虫、赤塚不二夫、藤子不二雄、永井豪、梶原一騎。 天才クリエイター達が群雄割拠していた時代に俺は育った。
しかもTVアニメは毎日のように夜7時から8時の時間帯にやっていたし、そのアニメを観ながら、とにかく見まねで絵を描いていた。
特に長井豪先生のアニメは俺のバイブルのようなものだった。
ロックマンの足がやたらでかいのもマジンガーZの影響だと自覚している。
クリエイティブな仕事に就きたい。無意識に子供のころからそう思っていたのは確かだ。 ハッキリと意識したのは高校生になってからだけど。
しかし、そんな俺のクリエイティブを支えてくれたのは実は母親だった。 母はいつも俺にノートと鉛筆を与えてくれた。 きっと2、3歳のころから中学校に入るまで、ずっと切らすことなくノートと鉛筆が俺の傍にあった。
絵のことは全くわからない母だったけど、息子が楽しそうに一生懸命テレビの前で絵を描いてる姿を応援してくれてたんだと思う。
テレビも出来る限り好きなだけ観せてくれてたと思う。
母の応援がなければ俺はきっとゲームクリエイターにはなってなかった。 母の無意識のクリエイティブへの理解に本当に感謝している。
親は子供のどんな可能性の芽を摘んではいけない。
最近感じることがある。
親のクリエイティブ理解に感謝してる俺は、自分の子供たちにも出来るだけクリエイティブに接する機会を与えたいといろいろ考えている。 アニメや映画を観せるのももちろんだけど、人間が演じるお芝居や人形劇なんかも観せたいとおもっている。 うちの住んでる地域にはそんな子供たちにお芝居なんかを観せてくれる「親子劇場」ってサークルみたいなものがあるんだ。
ほぼ毎月、なんらか演劇などがあり、親子で観に行くようになっている。 もちろん会員制なんで会費があるからお気軽って訳ではない。
息子が小さい時からずっと行ってたし、毎回楽しみにしていた。 今は娘たちも加わり、とてもいいクリエイティブ教育になっている。
しかし最近は不況のあおりか、年々会員が減って運営が何やら怪しくなってきている。 生活費における娯楽の部分は苦しいとまず削られるものであるから仕方がないのはわかる。 でも、クリエイティブを娯楽と言いきるのではなく、教育と考えたらどうだろう。 英語や算数の塾と同じと考えれば、簡単には削れないと思う。
少なくとも俺はクリエイティブな教育をずっと受けてたからこそ今の自分がある。
貧乏だった子供のころだけど、母親は新しいノートは切らすことなく俺に与えてくれた。 きっと今の百均が普通にある時代とは違い、ノートも安くは無かったと思う。 しかし母はいつも真新しいノートを用意してくれていた。
クリエイティブが教育なんだって知ってたとは思えないが、そうやって俺を育てた。
不況な世の中でも、将来ある子供たちの可能性の芽を摘んではいけない。 英語や国語、数学だけが教育ではないんだ。
塾に行かせるより、安く学ばせる教育もある。
もっともっといいクリエイティブに子供たちが触れるべきだと思う。 人間が演じ、人間が準備する生きたクリエイティブ、演劇はとてもいい感情の教育だと思う。
もっと親がそのことに気づいてくれることを願うよ。
子供たちはみんなクリエイティブが大好きなんだよ。 俺は今も子供のころと同じくクリエイティブが大好きだ。大好きだから今このゲームクリエイターって仕事をしている。
子供のころからの夢を叶えることが出来たのもきっとクリエイティブを軽視しなかった母親がいたからだ。
本当にありがとうオカン。 最高の母親だよ。
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(更新 2010年3月10日 (水) 23時14分) / |
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2010年3月5日 (金)
仕事してる?
しかし、俺ってよく仕事するなって思う。 自分で言うとコッケイな感じだけどね^^;
本当に仕事が好きなのか?いやそうじゃない。 どちらかと言うと遊んで暮らしたいと思ってる。
仕事をして忙しくすればするほど、周りの仕事してない奴らが気になって仕方がない。
仕事してない奴って仕事してないって思ってないんだよね。 自分はすごく仕事してるって根拠のない自信をもってるよね。
たぶん基準が違うんだよね。
例えば、オリンピックで銀メダルだった真央ちゃん。 彼女は悔しくて泣いてた。きっと4年後はもっと強くなって頑張ると思う。 俺みたいなスポーツ出来ない人間からみたら、銀メダルはとても立派だし、もっと誇れるものだと本気で思う。
でも真央ちゃんからしたら、もっと自分自身の可能性をわかってて、上を目指して頑張らなきゃって気持のほうが強いんだと思う。 だからもっともっと努力するはずだ。
それって、俺と真央ちゃんの基準が違うんだよね。 フィギアがもっと上手くなりたいと願う基準。俺にはそんなもの全くない。 そりゃ、涙も出なければ本当の悔しさもわからない。
仕事でも一緒なんだろうな。 一緒の会社だから、みんな同じ方向に考えてるなんて思うと大間違いで、みんながみんな会社を良くしたいなんて思ってないんだよな。
ただ、沢山の給料もらえたらそれでいい奴なんてざらにいるよね。 努力しようなんて考える脳みそすらない。
そんな奴でも運と権力に逆らいさえしなければそこそこ出世しちゃう。 社会の嫌な側面だ。
今の日本、そんな人間が減らない限り、経済も良くならないんじゃないかな? 苦しい時だからこそ、みんな必死で働かなきゃ、突破口なんてひらけないよな。
まあ、俺自身も本当は仕事してない組かもしれないね。 してない奴はしてないと思ってないからね^^
俺は忙しいんだって逆切れする奴は確実に仕事してないと思う。
頑張らなきゃね。
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(更新 2010年3月5日 (金) 04時20分) / |
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2010年3月3日 (水)
犯罪者扱い
オリンピックの閉会と入れ替えでバンクーバーに行った。 バンクーバーはホッケーで金メダルを取ったから大盛り上がりだったらしい。 ダウンタウンは夜中まで人で溢れ、お祝いしてたみたい。
俺は翌日に到着したから、その熱気は味わえずで残念だった。
でも、まだ選手団が街に残ってる国もあって、俺が泊まったホテルはロシアの選手団が泊まってたみたいでいっぱいそれらしき人がいた。 朝もとてつもない荷物がフロントに置かれてて、帰るんだなって感じだったよ。
で、今日はバンクーバーからロスに移動したんだけど、ホント入国審査ってムカつくよな。
海外出張で一番いやなことの一つだ。アメリカの入国審査。
とにかく審査する奴らの態度が最悪! 毎回毎回気分が悪くなる。 一人くらい気持ちよく接してくれる人はいないのか。
俺は結構海外行ってるから、慣れてるだろうと言われるけど、これだけは慣れない。 いつも犯罪者扱いで接してくるもんな。
まず、英語が話せて当り前って対応。 英語がどんだけ偉いんだよって感じだ。 で、聞き取れなくて聞き返すと、めんどくさそうに答えるが話し方は変わらず早口のまま。 聞き取れないんだから、子供に話すようにゆっくりはっきり話してくれても良くないかい。 それでも困った顔ししてたら舌打ちまでしやがる。
仕事するつもり無い態度なんだから適当に滞在期間や行き先だけ聞いとけばいいのに、2週間前に来てるのになんでまた来たのか?とかバンクーバーに戻るのか?とか何の仕事だ?とか 答えても答えても終わらない。 しかもなんで?って聞かれても仕事としか言えないし、ゲーム作ってるって言ってるのに何度も何度も機嫌悪く聞いてくる。
結局、嫌々パスポートに判子押して、投げるように返された。
おい!いったい俺が何をしたって言うんだよ。 結構アメリカには貢献してると思うぞ。 アメリカの会社でゲームを作って、アメリカに外貨を落とし、その制作のために何度もアメリカを訪れて、ホテルやレストランにも外貨で支払い、日本のゲームノウハウまでアメリカ人に教えに来て、なんでいつも犯罪者扱いだよ。
セキュリティチェックもイミグレーションも本当に酷いもんだ。
ちゃんと働こうぜアメリカ人。
きっとちゃんとした人もいるんだろうけど、こんなふざけた奴らのせいでアメリカ全体のイメージが悪くなるよな。 なんとかならないもんかな。。
というムカつく一日でした。
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(更新 2010年3月3日 (水) 15時08分) / |
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2010年3月1日 (月)
秘密
最近、忙しいと言い訳してあまり本を読んでなかった。 映画にしろ、マンガにしろ、小説にしろ、クリエイティブなものは定期的に脳みそに入れとかないと自分自身のクリエイティブが渇いてしまう。だからもっと本を読もう。
そう思っていたら、会社の部下に「秘密」を読んで感想を聞かせてほしいと言われた。 「秘密」東野圭吾。 早速、本屋で「秘密」を買って、その秘密を知ろうと読み始めた。 ネタバレありなんで今後読む予定の人は注意。
さすがベストセラー作家、すごく文章が読みやすい。 話も地味といえば地味だけど、どんどんのめり込める。
しかし、主人公の男は弱いというか情けない。 男の弱さを的確に描写してて、なんだか身につまされるシーンも。
盗聴シーンなんかは、俺の事じゃないのに良心が痛んだ^^;
まあ、ラストの「秘密」は、うーーんって感じの男と女の強さの違いを痛感したよ。
男はダメだ。
読んだ人はどんな風にとらえたのか知らないが、俺は直子の母親の強さを感じた。 妻としての直子じゃなく、母としての直子が序盤から色濃く出てて、最後まで素晴らしい母でいたと思う。
自分の命を犠牲にしても娘を守り、娘の体のまま意識として残った自分自身がしたことはいつも娘のため。
娘の将来のために、死ぬほど勉強をし、受験をして、クラブ活動、友達との生活。 直子のしてたことは自分ではなく、きっと娘のためにやってたと思う。
母親が自分自身の幸せより子供の幸せを願うのは当り前だし、心と体が分離した状態でも直子にとって娘はそこに確実に存在していたのだから、きっと体の娘の幸せを願い、普通の生活を自然におくることを直子は願ったのだと思う。
もちろん夫との関係やいろんなことに悩んだ末、とるべき道は母として娘の幸せを願う選択(結婚)を選んだ。
それに引き換え、父親はなかなかその選択が出来ず、夫としてのエゴの塊であったのが情けないというか現実なんだなあって思えた。
結局、最後まで平介はいい父親とは言えなかった気がする。
俺は、直子って女性が本当に素晴らしくて、いい母、そしていい妻であったと読み終えて正直な感想だ。
いいクリエイティブを有難う。 さすが東野圭吾だ。 また違うの読まなきゃ^^
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(更新 2010年3月1日 (月) 17時00分) / |
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2010年2月27日 (土)
古傷
古傷って、雨が降ったり、湿気が多いと痛むってよく言われるよね。
俺も頸椎ヘルニアの手術してるから古傷がある。
よくそんなこと聞かれるんだけど、俺はそんな風に感じたことがない。 でも、たまに痛むことはよくある。 なんで痛むのか、法則を見つけようと思っていろいろ考えてみるんだけど、なかなかその法則が見つからない。
まあ、言えることは疲れたり、首に負担がかかった時は確実に痛む。 当たり前だけどね。
でも、突然理由もなくしんどい時もあって、その時の法則を知りたいのだがなかなかわからないんだよな。
勝手に思うのは「ストレス」。 嫌なことがあったり、ストレスを感じると痛いって思うこともある気がする。 でも、確信はもてないんだよな。
最近また痛い。 疲れてるのか、ストレスかわからないが、とにかく痛い。 きっと、自分で思ってる以上に体に負担がかかってて、精神よりも肉体に悲鳴があがっているんだと思うけど、そんな時は安静にすることが一番なんだろうけどね。
仕事しすぎて倒れたって、ひとつもカッコよくなんかないけど、仕事を頑張ってない自分を認めたくないんだよな。
やる気は満々にあるし、モチベーションも結構高いけど、あることで会社に行きたくないって気持ちもあって複雑なんだな。
そんな矛盾だらけな状態が「古傷」に応えてるのかもしれないな。
痛いの嫌だし、頑張らないといけないし、健康が一番大事だし、嫌なことは嫌だし。
しんどいねホント。
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(更新 2010年2月27日 (土) 22時16分) / |