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ナイトウォッチ2=ベイン・オブ・ザ・コズミックフォージ=
2008年7月15日 (火)
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デイ・ウォッチ/ディレクターズ・カット
出演: コンスタンチン・ハベンスキー, マリア・ポロシナ, ウラジミール・メニショフ, ガリーナ・チューニナ 監督: ティムール・ベクマンベトフ
ロシアで大ヒットしたナイトウォッチの続編。「ナイトウォッチ」「デイウォッチ」「ダスクウォッチ」の3部作となるとのこと。でも本作ラストを見ると普通これで終わりじゃないのか、という風に終わっています。ダスクウォッチはハリウッド資本で作るような話も聞こえますがどうなのかしら。ちなみに原作は未購入。読んでいません。
前作でナイトウォッチのアントンの息子、イゴールは偉大な異種として覚醒し、デイウォッチの側についた。 アントンは偉大な異種としての素質を持ったスヴェトラーナにナイトウォッチとしての研修を受けさせるが次第に互いに惹かれていく。デイウォッチのボス、ザウロンは光と闇の戦争を起こすためアントンを陥れ、イゴールとスヴェトラーナを引き合わせるようとする。一方陥れられたアントンは運命を変えるべく、ティムールが手にしたといわれる運命のチョークを探し求めるが…。
ソビエトロシアでは運命がチョークを変える! ベイン・オブ・ザ・コズミックフォージじゃないか! 冒頭のサマルカンドの攻防はティムールの大暴れっぷりから武侠関係を、とりわけサマルカンドつながりで射雕英雄伝を思い出した。関係はありませんけれどもね。チョークを守ってる人は少林寺十八銅人のかたですか? 脱走した周星馳をパイプ椅子とかでボコボコに殴りそうだ。 そして現代。なんだかよくわからないが惹かれあうアントンとスヴェトラーナ。ザウロンの策略によって一時避難的にオリガと体を入れ替えたアントンは、正体を隠したままスヴェトラーナのところに転がりこみ気持ちを確認。正体を明かしてベッドシーンに、って人の体ですよ。しかも女ですよ。まあそれは別に良いのですが、その時の映像が凄いですなぁ。は、花畑? 大自然? まあそれだけ充実したのでしょうが私の度肝を抜いてくれました。アリサとコースチャもイチャイチャしながら超ドリフト。奇をてらいすぎではないだろうか。そしてクライマックスはまんま大岡越前の子争いが繰り広げられる! しかも2人とも引く気がまったくないぜ! しかも上からガラスて。半分づつでめでたしめでたし。とかなったらどうしようかと思いましたよ。 細かいところとしては、前作の薔薇の刺繍の色男、結婚は出来なかったらしく証拠品の管理とかやらされているようだ。しかもまたヘマをやらかしたことになるのか。かわいそうに。
光と闇の対立というチョコクリスピー星に誘われるほどあらゆるところで使われ、飽き飽きした構図を大本にしたこのシリーズの日本国内での評判はあまり良くないようです。さらにこの作品では光と闇と言うものが何なのか、ほとんど語られません。ただ対立しているグループのようで、名前を光と闇ではなくジェット団とシャーク団に変えたって良いくらいです。そんな粗の見える本作ですが、雰囲気自体は個人的に好みに合います。作品全体に漂う意図的と思われる不快感が逆に心地よい。映像的にも車でビルを走るところや最強兵器のデイウォッチヨーヨーとかは面白いと思います。ただやはり話的には唐突な面が多く、恋愛関係にそれが顕著だと思います。しかしそれは映画のせいという訳ではなく原作由来らしいのでストーリー作りの国民性の違いなのかもしれません。それでもさすがに主要な人物はもう少し掘り下げたほうがよかろうと思う。イゴールとかももう少し心の動きが描かれてもよいのではないでしょうか。そんな中ではコースチャの父親は良かったのではないかと思います。
ラスト、ベイン・オブ・ザ・コズミックフォージで最初に魔女にあった日まで戻ったアントンは魔女の申し出を拒絶する。帰り道に出会ったスヴェトラーナにアントンは声をかけ、ゲッサーは「これが運命だ!」と歓声を上げる。それが運命だ。アントンは抜けることに成功したのかもしれないが、大局は何も変わらず、夜と昼は未だに監視しあい、結局は予言の日を待つのではないのだろうか。
(更新 2008年7月15日 (火) 13時50分) / 0 コメント
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